強くて弱い母。

子ども二人、長い長い春休み中です。
終わる日を、今か今かと待ち構えている母であります。
大学が始まるまで、あとちょっと。ふぅぅぅ~。

f0376358_10123854.jpg
最近は、それでも息子の調理が頼れるレベルになってきたので、母ちょっとほくそ笑み。
長い休み中は、食べさせるだけで大変。

***

へその緒は、とうの昔に切れていて、
桐箱に入れられ、どこかに眠っている。

へその緒は、いつしか命綱の様相を呈し、
母と子をつないでいるのではないか。

自分のために丁寧に組み立てて、開けた空間に
突然なだれ込んでくる子供。

頑張った自分の時間は水泡と消える。

ちょっと水面に顔を出したかに思えたのに、また水底から呼ばれる。

息をつめ、作業をし、また水面に顔を出し、ほっと一息。

やれやれ今度こそ、と思うとまた。

それでも溺れずにやってこれたのは「生き延びたい」という思いからだろう。

水底にいる人の命綱を切った時、その人は自力で上がろうとするだろうか?
それでも大切な人と思えば、安易にそれを切ることはできない。

母は強し。
そしてまた、母は弱し。




[PR]
# by noburinng | 2017-03-26 10:26 | around the table* | Comments(0)

ありがとう、大阪。

大阪の拠点とも別れが近づいている。

最後は関東人が考える大阪らしい食、ということで串揚げをいただく。
f0376358_14455664.jpg
串揚げ20本コース。言うまでもなく、いちいち美味しい。

例えが正確かどうか分からないのだけれど、江戸前の寿司のようなイメージ。
一つ一つのネタに、丁寧に仕事が施されている。
ただの生ではない江戸前の寿司と、ただ揚げただけではない串揚げ。

こちらは、ヴィンテージワインの輸入元でもあるのだとか。
勧めていただいたワインは知らないラベルでしたが、とても美味しかったです。


タクシーの乗車拒否が功を奏し、ぶらぶらと街中を散策。

大阪といえばここ、と織田作之助が書いている「大阪の食道」法善寺横丁へ。

f0376358_14511985.jpg
あの頃とは様子は違っているのかも知れないけれど、夫婦善哉の提灯は健在でした。

時間的にあまり行く機会もなかったけれど、今までよりほんの少し大阪を身近に感じた2年弱でした。




[PR]
# by noburinng | 2017-03-25 15:00 | around the table* | Comments(0)

さようなら、ピアノ。

娘のピアノとお別れに、はるばる空の旅。

f0376358_22361300.jpg


美しい太巻きと好きな本を携えて。

f0376358_22364115.jpg

言葉が力強く、しかし気圧されるような強さではなく、
コトリと何か、分銅のようなものを、僅かな揺れにも気を配りながら
私の心に置いてゆく。

f0376358_22371100.jpg

そんな本を2冊。
おぱらぱんの頃からずっと大好きな人。
そして、教科書で出会って以来、折に触れ私を支えてくれる人。

拘泥の末、やるかたなく倦んだ心の奥底に、優しく風を通してくれたり、
揺れ動き、中心の定まらない心に均衡を与えてくれたり。


毎日は選択と決断の繰り返し。

鍵盤カバーに縫い付けた、娘の名前を丁寧にはがし、
記念に持ち帰る。

f0376358_22373789.jpg

娘の小さな手が鍵盤を走った頃を小箱にしまい、
新しい明日を迎えに。

また誰かの小さな手が、同じ鍵盤を明日に向かって
走ってくれることを祈りつつ。


さようなら、娘のピアノ。
素敵な思い出をたくさん、ありがとう。






[PR]
# by noburinng | 2017-03-24 08:30 | cozy nook* | Comments(0)

まだ河津桜が満開の頃、阿久悠記念館に行ってきました。

f0376358_08325388.jpg
その後、神保町界隈を良く知った人の案内でぶらぶら。
昭和チックな洋食屋さんのランチョンでステーキランチを食べ、
日本で初めてウィンナーコーヒーを出したという、ラドリオでウィンナーコーヒーを飲み、
早春の神保町を満喫しました。

右上にはめてある写真は、ある日の私のモーニング@上島珈琲です。
本文には全然関係ないんですが、空きマスの補充要員として、悪しからず。

大昔、明治の学生と交際していた頃、明治の古めかしい学舎が素敵だなぁと思ったことがありましたが、
今は跡形もなくなり、リバティー何とかというビルになっていました。
神保町界隈は、一つ一つを見れば店の盛衰もあり、変わってしまった場所もたくさんあるのだけれど、
おもちゃ箱をひっくり返したような雑多な感じは、基本的には変わっていませんでしたね。

阿久悠には色々な思い出のある世代ですけれども、まぁ、それを書き出すと尽きないのでやめておきます。


阿久悠記念館を訪ねたきっかけは、しかし、この本でした。
f0376358_08445299.jpg
小さな旅とも言えない旅を少しずつ。
自分の好きな場所へ、好きな時間のくくりで。

私の一歩と誰かの一歩が同じ歩幅とは限らず、
私がそのことに費やす1分が、他の誰かのその時の1分と同じ長さとは限らず。

楽しみを楽しみとして純粋に楽しみたい。
誰とも共感できなくてもいいから。

若い頃、何らかの形で大急ぎで胃袋に納めたものを、
今はゆっくりと反芻するような、そんな旅を目指して。




[PR]
# by noburinng | 2017-03-23 08:53 | cozy nook* | Comments(0)

箱の中身を吟味する。

前回の投稿から、またまた1ヶ月近く経ってしまいました。
何をやっているというわけでもないのに、月日の流れるのは本当に早いです。

先日、重く灰色の雲がたれこめる中、娘と散歩に行きました。
色々な花が咲いていて、暖かさも本番になる前の春、まだ肌寒さの残る春は
パレットの中に新しく、自分の好きな色の絵の具を絞り出す時の、
ちょっとしたワクワク感に似ているなぁと思ったりしました。

f0376358_17363885.jpg
毎年その時期に咲く花は決まっているのだけれど、それでもちょっとしたサプライズは必ずあるような気がします。
混ぜるつもりのなかった色同士、ちょっと重なってしまった時に現れる新しい色の驚きのような。
春まだ早き、頬をかすめる冷たい風に、そんなことを想いながら道々の花を見上げた一日でした。

***

春はまた、新しい生活の始まる時期でもありますが、こういう時は色々な物事を手放すいい機会かな、と思っています。
自分の持っている箱の大きさはきっと決まっていて、それに収まりきれないものはあふれ出たり、積み上げられたり。
本当に自分が必要とするものが入らなかったり、あるいは持っていてもそれを見つけ出すことが困難になってしまったり。

そういうことも、慣れてしまうと感覚がマヒするというか、日常として受け入れられてしまう。
物が消えても思い出が消えるわけではない。
物が消えたことで思い出も消えてしまったら、まぁそれはそれだけの価値だったということで。
忘れていいことは忘れ、捨てていいものは捨て、新しい自分を創りに行こう。
花の香りのする風に乗って。

新しい生活に向けて、物心ともに箱の中身を吟味する最近です。




[PR]
# by noburinng | 2017-03-12 17:51 | cozy nook* | Comments(3)

歳をとってから、以前よりずっと富士山が好きになりました。
f0376358_10345959.jpg

ようやく娘の受験も終わり、どこに進学するにせよ私の子育てはとりあえず一段落、という感じでホッとしました。

今朝は子供たちに「これからは共に生きよう」宣言をし、5月からは家事分担をスタートする予定。
いつまでも雛鳥のごとく、親が餌を運んでくるのを口を開けて待っていられても、困るので(笑)。

これからは、今後の自分の人生も少しずつ再構築していけたらいいなぁと思っているところです。

子育てが終わると、今度は親が弱って行く。
色々なことは予告なくやってきて、泰然自若とはいかないのだけれど、
せめて見た目だけでもそうでありたいと願いつつ、
家族それぞれが自分のできる最善を尽くせたら。

そんなことを思う、今年の春の入り口。


かつて、トイストーリー3が公開されたのは、息子sophomoreの6月でした。
家族で近所の映画館に観に行き、万感胸に迫るものがあり映画館でまさかの号泣。
あの頃はまだ、精神的に子供を手放す覚悟は全くできていなかった。

それれから4年後に「6才のボクが、大人になるまで」が公開されましたが、
今はもう、あのお母さんの気分です。

どんどん自立して、元気な背中を私に見せて欲しい。
私はただ寄港地として、嵐の夜、マストの折れた日に立ち寄る場所の一つとして、
港を整備して待っているから。




[PR]
# by noburinng | 2017-02-19 10:54 | cozy nook* | Comments(0)

ジブン回帰。

かつて自分が暮らしていた場所を訪ねてきました。
f0376358_16272393.jpg
すぐ近くに用があり、30年以上ぶりに立ち寄りました。

当時はもっと広く感じていた通りも、高い建物に縁どられ、若干の圧迫感を持って私の前に現れた。
記憶をたどり、坂道を上っても、私を同じ場所で歓迎してくれたのは、良く知ったお米屋さんと、
良く使ったバス停だけだった。

f0376358_16351020.jpg


今年は基本に帰ろう、と思っている。
自分が、意志をもって始まった場所に、改めて帰ってみて、
そこにはすでに自分の面影はなかったけれど、
そのことに却って安心して、力を得ることができた。

時間は進んでいる。
周りも変わって行く。
自分も曲がりなりにも進んでいる。

でも、大切なものは、常に自分の中にあり、
それは自分と一緒に進んでいるのだな、と。

思い出が、光りすぎていることは切ない。
今の方がいいと思える自分がいることに安心し、
久しぶりに都バスに乗って、新宿駅に向かった。







[PR]
# by noburinng | 2017-02-01 16:51 | cozy nook* | Comments(0)

Book Log 始めました。

ロフトが出している「ワナドゥ!!手帳」シリーズの、Book Log を買ってみました。
f0376358_13133334.jpg

自分の読書記録をつけるのに、そのような仕様のノートを探していたのだけれど、なかなか丁度良い大きさのものがなく、
自分で作ろうかと思っていたところ、そうだ!ロフトのワナドゥシリーズを見てみよう、と思い立ち、
駅前のロフトに行ったところ、ピッタリな物がちゃんとありました♪ ロフト、Good job ♡

カバーを外すと、とてもシンプル。
f0376358_13135259.jpg

こんな図書室のある家に住みたい。

f0376358_13142002.jpg

ディズニープリンセスの中で一番好きなのは、ベル。
ビーストのお城の図書室は最高だ(←そこ?)。

図書室にカウチとデスクとパソコンと、ボーズを置いたなら、何日だって居られそう。
そんな暮らしをしてみたいな~と、こんな歳になっても諦めてない。

ま、しかし。
現実的にはとりあえず、仕事をしながら細々と(笑)読書を続ける。
今年は50冊を目標に、楽しく記録して行こうと思います。

いつも好きな本に当たるとは限らないし、また、逆にそういう本ばかりだとつまらないし、
今まで読んだことのない作家、読んだことのないジャンルなど、色々チャレンジしてみたい。

そういえば、川端康成って、一冊も読んだことない!
と今気づく。

面白かった本は、ここでもご紹介できたらいいなぁと思っています。





[PR]
# by noburinng | 2017-01-30 13:16 | cozy nook* | Comments(0)

今週は家族の誕生日があったので、前倒しで先週末に食事に行きました。

バースデーボーイは食に関してはチャレンジャーで、
つられて私も初ジビエで鹿肉を堪能。
ジビエに対するイメージが、180度ひっくり返りました。
f0376358_07350088.jpg
まぁ本当に、生命の恵みというのは美味しくて尊い。
こういうのを無駄にしてはいけないと、鹿に感謝しながらいただきました。

この他にもデザートなど3品ぐらいあったのだけど、まぁ全部載せなくてもと
6品を載せてみました。シェフのお任せコースです。
f0376358_07372181.jpg
こちらは、私のデザート

それほど便利な場所でもないのだけれど、ランチタイムは入れ替わり立ち替わり、
日曜というのに大変盛況でした。
予想する市価のおよそ半値、という感じ。

お料理は香りも大事。お皿が置かれた時の良い香りは、本当に食欲を刺激してくれます。
久しぶりに美味しく楽しく、家族全員が満足した食事会でした。

ポーションが最適で、満腹にはもちろんなるのだけれど、
途中で飽きてしまわない分量。このあたり、さすがです。

もうちょっと食べたい、がずっと続くコースは素敵。
満腹だけど苦しくない、というのは最高だね。

日々の生活も、そんな感じが理想♪









[PR]
# by noburinng | 2017-01-27 07:40 | around the table* | Comments(0)

大らかな時代。

久々に本を読んで大笑いした。
f0376358_22403749.jpg

2016年から1979年にタイムスリップした高校生が、37年というギャップに戸惑いながらも
生きている実感や、人とのかかわりに目覚めていく物語(かな?)。
現代の、表面的なやり取りや、字面だけを追う社交や、
そんなことへの風刺もちょっぴり込められている(ような気がする)。

しかし、そんな面倒くさい考察は横に置いておいても、笑える箇所が満載で、それだけでも読む価値がある。
まぁ、しかし。それは私が作者と同世代だからかも知れなくて、
加えて私はこのストーリーの舞台を良く知っている、人を良く知っている(笑)。

場所は違っても、私も同じ時代を生きていたので、本の中の事象のだいたいは想像がつく。
色々なことが喧しくない時代だった。先生も親たちも大らかだった。
子どもの数も、今よりは多かったから、親も「なるようになる」と大らかでいられたのかも知れない。

そうして、子ども自身が「加減」とか「引き際」とか「潮時」、あるいは「責任」というのを、自分の経験上知っていた。
それは、自分が納得いくまで色々なことを経験できた時代であり、見守る大人が大らな時代だったからかも知れない。

今、色々なことに対する責任とか、何かが起こる前の予防線とか、
そういったものが周到に用意されている。まるでワクチンのように。
しかし、我々の心(もしくは感受性)というのは
病原菌のようにブロックされたり、消滅して良いものではないので、
転ばぬ先の杖も、度が過ぎると一周回ってただの無責任に等しい。


高度成長期からバブル崩壊までは、本当にいい時代だったのだなぁと思う。
そんな時代を享受できたことに改めて感謝をしつつ、この本を読み終えた。

古き良き時代、というのはそれぞれの世代に当然あって、
あまつさえ、それは過ぎ去った青春時代と合致することも多い。
人生のどこをとって青春時代とするのかは、人それぞれだと思うのだけど。

***

今年は本を50冊ぐらいは読みたいと思っているのだけれど、それには1週間に1冊のペースで読むことになり、
時間をやりくりして、楽しみたいと思っている。年初から今日までで3冊を読み終えた。
今、読みかけの本が5冊ぐらい同時進行している。
今年は色々なジャンルに挑戦したい。面白かった本はここに記録しておこうかな、と思っているところだ。

何か面白い本があったら、ご紹介いただけると嬉しいな♪
自分だけで選ぶと、結構偏ってしまうから。

この本は、このストーリーの舞台を良く知っている人の、
中学時代のお友達の お勧め本でした。
とても面白かったです、ありがとう(*'▽')






















[PR]
# by noburinng | 2017-01-26 08:30 | cozy nook* | Comments(0)

今度生まれ変わったら。

1月24日(火)、久々に通勤弁当を作る。
寒いので社食が大変混雑しており、たまたま空いた席に滑り込んだところ、
お向かいの人は風邪ひきさんで、おまけに彼女の部署ではインフルエンザが猛威を振るっているらしかった。
ち~ん。ま、伝染しないと思えば、伝染しない(だろう)。
たまにはのんびりダラダラ弁当を食べようと思っていたが、かき込んで早々に寒い外へコーヒーを飲みに行った。
今日は早速喉が痛い。

f0376358_23423217.jpg
肉団子(甘酢)
玉子焼き
切り干し大根煮
ピーマンのトリュフ塩炒め

***

毎日寒いですね。
言ってもしょうがないんだけど、寒い。
外よりも家の中の方が寒いんじゃないか、という疑い。

更に加えて言うと、家の中より冷蔵庫の中の方が暖かいんじゃないか、という疑い。
食品は腐っちゃいないので、冷蔵庫はちゃんと仕事をしている模様。
それぐらい我が家は寒いんじゃ。

夏と冬とどっちがいいだろう~?といろんな季節に考えるんだけども、
う~ん、やっぱり冬だな、という結論に達する。

汗をかくのは、勤労に励む以上に苦手だ。
今度生まれ変わるとしたら、お金持ちの家の猫に生まれ変わろうと心に決めている。

と、上司に言ったところ、「私の考察によれば、お寺の猫もいい」という助言をくれた。
理由を聞いてみたら「広い敷地で自由に遊べてお供え物がたらふく食べられる」ということだった。

にゃるほど。
来世は猫、と決めている人は、意外と多い(かも知れない)。





[PR]
# by noburinng | 2017-01-25 08:15 | around the table* | Comments(2)

2017年お節。

今更感満載ですが、2017年のお節。
f0376358_15581388.jpg
分かりにくいですが、そこがポイントです(笑)。

縁起物のほかに、夫の出身地関連で辛子蓮根とか、ブリの塩焼きとか。
ブリは出世魚なので、夫出身地では、お祝いの席には「鯛」とか「エビ」とかではなくて、ブリです。
結納の時には巨大なブリ一尾、もれなくついてきます。
そうして、男性諸氏の雑煮には、ブリの切り身がドーンと入ってます。
今年は要らない、というので入れずに済んでホッとしました。

夫の実家で正月を迎えると、姑が必ずお屠蘇に「屠蘇散」を入れるのだけれど、
我が家は誰も屠蘇散なんか好きじゃないので、今年はまんま日本酒で。
屠蘇セットもないですし、重箱もないですし、今後もたぶん買わないかな。

手入れが大変な上に、欲しいものはめちゃくちゃ高い。
年に一度しか使わないのに。


今年の正月は、夫が某所で元旦のマラソン大会に出たので、
いつもの正月より大変ゆっくりできました。

毎年夫の実家に帰省する上に、弟一家が育ちざかり男子を引き連れてやってくるので、
師走はかなり多忙。姑は高齢で戦力外。義妹は銀行員なので年末まで仕事のため、こちらも戦力外。
今年は本当に本当に、久しぶりでのんびりできました(*^^)v


ま、また来年は帰るんだけどね。

結婚した当時は姑と一緒にお節を作っていた。
しかも、我々が帰るころには粗方出来上がっていたのを、
最後の最後にほんのちょっと手伝うくらいだった。

いつの頃からか、姑が私の帰りを待ってからお節の準備を始めるようになった。
でも、その頃はいろんなものはおおむね買いそろえられていて、
さあこれから頑張って料理せなね、という感じだった。
そしてその比重はどんどん私の方へ傾いて行った。

更に最近は魚や鍋材料を注文するところから私がやっている。
姑は段々と細かい段取りが嫌いになって、最近は普段でも料理をしなくなった。
毎年正月は弟家族たちと写真を撮っているのだけれど、
子どもたちが成長してきた分だけ、姑が小さくなっている。

時の流れには逆らえないと分かってはいるものの、一抹の寂しさを感じる。




[PR]
# by noburinng | 2017-01-24 09:00 | around the table* | Comments(0)

有明の月。

皆さま、ご無沙汰しておりました。
なんと!師走をぶっ飛ばして、睦月になってしまいました\(゜ロ\)(/ロ゜)/
おぉ、光陰矢の如し!←って、単なるサボり癖(滝汗)

また今日からボチボチ更新したいと思いますので、宜しくお願いします。

今朝は、有明の月がきれいでした。
f0376358_08381087.jpg
本当の空色はもっと群青に近かったのですけれど、まぁ、私のカメラとその腕前、ということで
このように明けきったような空の色になりました。
家々の屋根を縁取る朝焼けの、橙がかった黄金色と相まって、美しい空でしたね。

有明の月、というのは秋の季語だそうですけれど、私は俳句などご縁のない野暮な人間なので、
詳しいことは分からないのだけれど、この明け方の月というのは昔から好きです。

大昔、私がまだ就活をするような年齢だった頃、私の生まれた年の人々は「蛍光灯」などと称されておりました。
当時の蛍光灯は、点灯するまでの明滅時間が長く、なかなか明るくならなかったので、勘所の悪い鈍い世代、
というような意味だったのかな~と思ったりしております。

有明の月も遅くから出て、いつまでも消え残っているという意味では、何となく親近感を覚えます。
人生も後半戦に入って久しいですが、遅咲きという言葉もありますので、楽しく毎日を過ごそうと思います(笑)。

年末来の公私ともに(大嫌いな)書類関係の申請・チェック等が終わり、ほっと一息ついたところです。
まぁ、その後の展開というのは私が決めることではないので、一傍観者としてエールを送る以外ないな、
という感じです。

頭脳はX染色体なので、母親から受け継ぐと言われているらしいですが、どうりでうちの子供たちは蛍光灯。
始まりは勘所を外した鈍い蛍光灯でもいいのだけれど、ゆくゆくは遅くから登る月のように、
誰かに待たれる存在になって欲しいものだと願うのは、愚かな親心ですね。



さて、今年も頑張って行ってみよう~( `ー´)ノ





[PR]
# by noburinng | 2017-01-23 09:07 | around the table* | Comments(0)

連続ドラマW。

原田マハ氏のことを知ったのは、息子の本棚だった。
「キネマの神様」と本の背表紙にはあり、飯田橋ギンレイホールや
早稲田松竹などに出入りしている息子の趣味を、反映しているかのようなタイトルだった。

「キネマの神様」が面白かったので、その後、何冊か息子とシェアして読んだのだけれど、
このほど彼女の著書の一つ、「本日は、お日柄もよく」がWOWOWの連続ドラマWにお目見えするとか。

f0376358_22163213.jpg

彼女の作品は、上手い噺家がやる、古典落語のようだと思う。
結末は予測できるのだけれども、その噺の上手さで最後まで楽しめる。
私のようなせっかちな人間には、安心して読める数少ない小説(笑)。

多分、連続ドラマWは観ないだろうけれど、ちょっと嬉しい。

そうそう、「生きるぼくら」は、松山ケンイチ主演で、
どこかで映像化してもらえたら、とても嬉しい♪
この本を読んでいる間中、ずっと主役の顔はマツケンだった。
俳優や女優の名前と顔など、滅多に一致しない私なのだけど(笑)。

***

気が付けば、同世代の女性作家の小説ばかり読んでいる。

こんなことを言っては推敲の末、素敵な作品を世に送り出す方々に申し訳ないが、
やはり過ごしてきた時代が同じだと、すぅ~っと作品の中に入って行けるような気がしている。

本当に、選んだわけではなく、手に取って面白いと思ったのが彼女たちの本だった。

最近は一通り落ち着いて、また、岩波少年文庫などを読んでいる。
子供の本って、大人目線で読むと、また違った味があって面白い。

いつか、いやっていうほど時間が自由になった時の日々のお楽しみは、
読書三昧と料理三昧、そして手芸三昧、時々運動。

ベッドから這い出す前に、枕元の本を手に取って
昨夜の続きを読むような、そんな時間にほんのり憧れる。
早起きの夫が、そこへミルクティーでも運んでくれたなら、最高なんだけど(笑)。


夢は、年とってもあった方が、いいよね♪
例え、すごく小さなことでも。











[PR]
# by noburinng | 2016-11-28 21:30 | cozy nook* | Comments(0)

大掃除に向けて。

さて。勤労感謝の日も終わりまして、クリスマスまで1ヶ月を切りました。
もう、12月の声を聞きますと、あっという間にお正月ですよ。
毎年、毎年、本当にそれは加速度的に日々が過ぎ、クリスマスはどこだったのか?
という感じになってしまいます。

勤め人になって最初に思ったのは、家の容量のわりに物が多い我が家、ということ。
本当に、使わないものの宝庫!って感じです。

いえね、実は前から気づいていましたんですけどね、本当は。
それがですね、自分が自由に使える時間が減ってきますと、何といいますか、
片づけに異様に時間を費やしている気がして仕方なくなってしまった、というわけで。


とりあえず服関係は、就職するにあたってスタメンだけに絞ることに90%成功。
その後も10年日記アプリなるものを利用し、自分の着画を保存しています。
ですので、買い物に行っても何が必要かすぐに分かる、というシステムになっており、
衝動買いの抑止力となっています。Good job!10年日記♡

というわけで、今年は他の物を何とかするべく大掃除に取り組もうと思いまして、
いくつか本を読んでお知恵拝借、ということでお片付け本を3冊購入しました。

まずは、心の整理からって感じ?

最近はこういった本も増えまして、選ぶのが難しいですが、
わたくし的にしっくりきたのは、偶然手に取った古堅純子氏の本でした。
本当に偶然、この本の背表紙から金の光が伸びていたんです(笑、でも、本当)。
f0376358_14513316.jpg
まさに、私が求めていたあたりの内容が網羅されておりました。

その次が調子に乗ってアマゾンで買った野沢氏の本。

f0376358_14521288.jpg

古堅氏の内容と少し被る部分と、捨てられないタイプ分類、というのが面白かったです。
ちなみに私は「多忙な完璧主義タイプ」でした(T_T)


そして、私が今目指しているところと全く無関係だったのが、この方の本、という結果でした。

f0376358_14523219.jpg

書評は大変よかったので、私の選択ミス、という感じでしょうね。


***

まだまだ先だと思っていた、加齢による人生のダウンサイジングも、
実はそんなに遠くないのかな~と、最近は思います。

再就職をして、時間の使い方というところに以前より意識が向くようになったということと、
若い頃のような体力ではないということも実感し、老後を身軽に楽しく過ごすためにも、
取捨の練習は今からしておいても早すぎるということはないな~と思ったりしています。


片づけのための時間って、短ければ短いほどいいな~と思います。
物を管理するって、本当にエネルギーが要りますし、もしそこにエネルギーを注いでいないとしたら、
それはもう、忘れているということですから、無くても同じ、ということかなと。

自分の弱点も痛すぎるほど分かっているので、粛々と頑張りまっす!





[PR]
# by noburinng | 2016-11-27 15:07 | cozy nook* | Comments(0)