今年も我々を歓迎してくれたのは、紺碧の空と海。

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心を持たないと思われる自然現象も、実は長い歳月をかけた我々の仕向によって変わって行く。
こんな空と海がいつまでも身近にあることは、とても素敵なことだなぁと思う。

帰る日は、朝突然のスコールで、西の空にトリプルレインボウを見ることができました。
海にかかるトリプルレインボウに送られて、自分の祈りが天に届いたかのように嬉しくなりました。

夏休みのための本は、1ページもめくることはできなかったけれど、
自分が行かないよりは、行ったほうがいくらかでもマシであったと思えた4泊5日。
年老いて生活能力が後退していく母が、少しでも安穏と暮らせるように。

***

悪意に対抗できるのは何だろう?
それは善意ではないと思うし、ましてや無視でもない。
赦すことかなぁと、おぼろげながら思う。

いつか気づいてくれますように。
私が赦しているうちに。





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# by noburinng | 2018-08-16 14:55 | 暮*kurashi

2018年 夏休みの本たち。

今年の夏休みの本が揃いました。

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森茉莉の本は、もうずいぶん前に買ったものだけれど、ようやく最近になって読み始めたので、
このまま夏休みまでもつれ込むだろう、という予想。
面白いのだけれど、自分の好きな文体ではないので、手こずっている。

あとこれに、仕事関係の本を2冊(読めたらいいな)。

夏休みは色んな意味で、あっという間に終わりそうだ。

***

早く夏が終わるといいなぁと思う。
夏生まれなのに、夏が苦手だ。

秋のひんやりした空気や落ち葉の匂いが恋しい。
東京ぐらいなら、冬だって全然平気だ。
考えてみると、冬よりも夏の方が家にこもっている率が高い。
しかし、家での生産性はなぜかとても低い(笑)。

この頃は、秋が段々少なくなって、夏が幅をきかせている。
逆に、夏の短い国で暮らしてみたいものだ。
そういう意味ではシカゴは良かったなぁと、今も時々思う。



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# by noburinng | 2018-08-09 10:46 | 遊*susabi | Comments(2)

夏休みに向けて。

「毎日暑いですね~」というのが、ここ最近の会話の出だしで、
ひとしきり連日の暑さを嘆き合った後、本題に入るのが社交の習わしのようになってしまった。

雨が続けば雨を嘆き、日照りが続けばそれを憂い、
暑いとか寒いとか、人の心は常態を外れると揺れるのだな。

***

我が家はそろそろ夏休みに入るので、また食事の支度とか、
田舎でのレトロなお盆の準備とか、苦手なことが満載です。

先日、浅田次郎の短編集を読んでいたら、ちょうどそんな場面があり、
あぁ、そろそろ心の準備をしなくっちゃ、と毎度のことながら憂鬱になりました。
昨年の叔母に引き続き、今年は叔父の新盆で、またその手伝いで右往左往するのだな。
こちらは何心なく無邪気に手伝っても、額面通りに受け取られないことも多くって。
親戚というのは、何かこう、重苦しいものですね。

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小説のように亡き父が現れて、あれこれ采配を振るってくれるわけもなく、
そんなことに疲れた心を癒してくれるのは、やはり本。
本は、あっという間に違う世界に行ける、私にとってのどこでもドアだ。

そんなわけで、夏休みに読む本を何冊か選んでいるところです。
せめて自分の心の中は、爽やかな風が通るように。

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草いきれでむせ返るような夏の午後も、野を割って流れる小川の
ほんの小さなせせらぎで、ふっと暑さを一瞬忘れられるように。






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# by noburinng | 2018-08-04 12:59 | 暮*kurashi