ティファニーのイチゴ皿。

ニューヨーク州の端にある、ものすごく小さなスリフトストアに日参していた時期がある。
かび臭いような、ちょっぴり饐えたような、そんな異臭漂う空間に、あの頃は毎日でも行きたかった。

そんな小さな異空間で、燦然と輝いていたこの子を発見したのはいつだったのか、

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もう全く記憶にないのだけれど、はるばる海を越えてまだ私の手元にある。

何に使う皿なのか良く分からないのだけれど、私はこれを刺繍をするときのトレーとして使っている。

おぼろげに思うのは、くぼみにフレッシュなイチゴを山盛りにして、
クリームとシュガーを添えてサーブするのではないか。
多分、一人一人に。

アメリカのコーヒー用のクリーマーとシュガーポットは、それはそれは大きい。
だから、これはそういうものではないと思うし、テーブルを囲む全員分のものでもないのではないか。

と推察している。

イタリアでティファニー用に作られた、とバックスタンプは記している。

***

自分で荷造りをする引っ越しを、数十年ぶりに経験している。
今まではずっと業者の方が荷造りして下さった。

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自分の手を煩わせない引っ越しは、すなわち他人任せで自分が苦労をしないので、
不用品がどれだけあったって、ある意味お構いなしだ。

自分で梱包するとなると、話は違う。
1時間に1箱ぐらいしか梱包できず、途方に暮れる(笑)。

自分の蒐集物を愛でている場合ではない。



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Commented by yuko-pyrex at 2017-03-30 15:01
素敵な思い出のいちごのセット!
思い出と一緒に大切にね。お引っ越しを機にまた潔くガンガン捨ててしまうのでは・・・と心配でなりません。(^^;)
捨てるのはいつでも出来るから・・・。(と言ってたまってしまうのですが・・)
捨ててしまった後いつも後悔する私。そして整理しようと一箱開けて蒐集品を愛でるだけでまた元に戻してしまう私はいつになっても潔い女になれません・・・(T_T)
Commented by noburinng at 2017-04-02 10:43
> yuko-pyrexさん
もう使わないものはガンガン処分!って思ってますが、選別も疲れてくるといい加減になるので、そこだけは気を付けたいと思っています。
途方もなく集めていた頃は、自分の目のつかないところにそれを押しやる物理的な余裕がありましたけど、今はそんな物理的余裕が我が家にはないので、どうしても生活スペースを圧迫して暮らしにくいです。
あの頃の私にとって、蒐集物の多くは(あるいは蒐集することそのものが)ライナスの毛布だったのかも知れません。
私は日本に帰ってきて少しずつ、ライナスの毛布を手放しているのだと思います。
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by noburinng | 2017-03-27 10:01 | 器* | Comments(2)

今日もいい風が吹いている。


by のぶりん
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