8月の読書*買わせないための感想文( ゚Д゚)

これは多分、8月に読んだのではないと思うのだけれど、最近読んで面白かったということで載せてみました。
「家守奇譚」の続編という位置づけです。

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数年前、家守奇譚を読んだときは、自分がこれほど梨木香歩を読むようになるとは思っていなかったのだけど、
今、こういう気分なのだろうと思う。

そしてこちらは8月に読んだ本たち。梨木香歩三昧。
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8月は夏休みがあったのだけれど、夏休みに本を読む時間は無かった。
大体湿度の高いところで本を読むのはとても苦手だ。
だから、海辺やプールサイドで本を読める人というのは、それだけで尊敬できる。

8月に読んだ本のほとんどは、ほぼ同じテーマだった気がする。

実はもう1冊、「月の満ち欠け」を読んだ直後に「輪廻転生」についての臨床結果とも言えるような、
アメリカの精神科医が書いた本を読んだのだけれど、それはブックオフ行き。

私たち自身は可視化された存在であるのだけれど、目に見えない物を持って生まれてきている。
それなのに、見える物だけを頼りに生きるような仕組みに世の中はなっている。
その見えない物が何か痛手を被っていても、そして、そのせいで川のようにどこかで流れが堰き止められ、
芥が渦を巻き、腐敗が進みつつあっても なかなか気づきにくい。
あるいは他人は気づかないまでも、自分では違和感を感じているのに、見えないものだから放置してしまう。

虫歯なら歯科へ行き、怪我をしたなら外科へ行き、腹が痛ければ内科へ行く。

そんな普通の措置が施されにくいのが、見えない心の痛手なのかなぁと思う。

可視化されたものへの衝撃は、数値化された力と、その物体の持つ耐性からおおよそ割り出せるのではないか。
しかし、見えない物への、見えない衝撃というのは、その力点の中心から描く波紋でさえも想像できない。
そして、勿論その折り返しの波の力も。
そもそも、その衝撃の正体というのも定義しにくいし、見えない心の耐性も数値化できない。

でも、実際にはそれが見える場所があり、普段の生活とは別のフィールドとして存在し、
多分、誰でも自分の中に持っている。だから受けた衝撃とその結果を癒すことは必ずできる。その気になれば。
だってそれは現在ここにいる、今の自分が存在していた過去なんだから。

今の自分に違和感を感じた時は、過去の自分に会いに行こう。
心の流れを滞らせているものの正体は、きっと自分の心の裏庭にある。
その裏庭の門を開ける鍵の在処は、コマドリじゃなく自分が知っている筈だ。

というようなことを、言っているのかな?と思う8月の読書感想なのだが、
私が書くと、全然面白くなさそうな本になってしまうのが困ったところだ。

アマゾンの感想や書評ブログなどを拝見していると、どの本もみんな読んでみたくなっちゃうんだが。
たまにはこんなふうに、積読本をたくさん抱えた方のために、
買わせないための感想文というのがあってもいいかも知れない。
出版社とアマゾンには叱られちゃいそうだけど。











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by noburinng | 2017-09-08 00:07 | 遊*susabi | Comments(0)