飢餓感と人生。

何だか難しい本だった。
また数年後に読み返したら、理解度があがるだろうか?
しかし、また読むかどうかは不明。

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共感できる登場人物もなく、点を結ぶことにも失敗した。

ただ、千野帽子氏の解説に、救いを見出したので、ここに引用。
「介入の原因は、介入された対象にあるのではなく、
あくまで当人が持てあます自前の飢餓感にある。」と。

全編をめぐって、色々な人物の色々な形での他者への介入が書かれている。
それぞれが、それぞれの中に苦悩を抱えながら。

時代が変わっても、それはきっと人の心の中に在る飢餓感だから、
そういう飢餓感を持った人々が誰かに介入するというのは、多分変わらないんだろうな。
どんな時代に、どんな形にせよ。

介入には悪意も善意もなく、ただ、その飢餓感を癒すために人は介入するのか。
それを「良かれと思って」というスタンスに自分の中のブラックボックスで変換する人もあれば、
あるいは「常識」とか「非常識」とかいう、勝手な枠組みを振りかざして、
介入なんていう意識もないままに他者と力技で関わるのか。

渦中にいる人の思い込みというのは、とても怖い。

スタインベックの「アメリカとアメリカ人」、あるいは養老孟司の「バカの壁」に
ちょっと通づるものがあるかな、と一瞬思う。そこまでは書いてないけど。

何か、楽しい小説を読みたいな。
最近、ちょっと相性が悪い本ばかり引き寄せている。
砂漠で三輪車の日々が続いている(本に関して)。
この本を読み終わるのに、1週間もかかってしまった。
ふぅ~。

***

また台風が来ているんですってね。
明日の朝はどうなるんだろう。
明日未明から1日かけて、日本列島を駆け抜ける感じの予報。

今朝の天気予報では早めに帰って台風に備えろ、と言っていた。
なかなかそんな風に開放してくれないのよ、わたくしの勤務先。

と、言うようなことを、出かける前の慌ただしい中、呑気に書いています。
さ、今から台風に備えとこ。

では、今日も予約投稿で行ってきます。
今週も頑張ろう~~~( `ー´)ノ





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Commented by tsunorun at 2018-09-03 10:59

この本を読んでませんが
のぶりんさんの
ブログの方が楽しくて
読み応えがありました。

素敵な表現
面白い例えが満載で
ニ度読みました^^
Commented by noburinng at 2018-09-03 18:20
> tsunorunさん
えぇっ?そうですか?
ありがとうございます♪
この中に出てくるある世代の方々の、
心の動きの元が知りたくて読みました。
が、結局分かりませんでした(笑)。
やっぱり心理学の本とか読んだ方がいいんでしょうね。
敷居が高そうだけど。。。

ちょっと字が間違っていたので直しました(汗)。

Commented by daikatoti at 2018-09-05 07:34
この本読んでみようかなと。
介入ねぇ。どういう内容なのかわかんないけど、
親切なのかお節介なのか、人との関係でこれがよくわかんないんですよ。
そうなんだよね、その飢餓感で人に介入してしまうっての、これよくわかるのですよ。
常識とか非常識の旗を立ててしまうこともね。

でね、じゃ介入しなければいいじゃないか、ってことなんだけど、そうなると、それって冷たすぎじゃないのか、ってことの板挟みになっちゃうんですよ。

あ、読んでみることですね。なんだか訳分かりにくいコメントかもしれません。適当にスルーしてくださいね。
Commented by noburinng at 2018-09-05 08:08
> daikatotiさん
介入って、なんかネガティブなイメージをわたくしは持ってしまうのです。
戦争とかパワハラとかモラハラとか。

他人との関りで、わたくしが理想としているものの一つに、
マラソン大会の給水所というのがあるんですが、
好きなの、今必要なの、持ってってね~みたいな。
他人が想像する他人のシチュエーションの正確さって、
意外と精度低いのかな、とか思うこともあるので。

実際、そこに立ったことはないので、あくまでイメージですが。

あと、共感があるのが親切で、ないのがお節介、
みたいなざっくりしたイメージを持っているんですが、
まぁ、それも実際に共感できてると相手が感じてるかどうか、
って問題もあります。なかなか難しいです。
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by noburinng | 2018-09-03 08:08 | 暮*kurashi | Comments(4)